「コラ〜!おまえ何考えとんじゃ」
って言われると、あなたはどう思いますか?
脅えますか?それとも怒りますか?

 いずれにしても、あなたの感情が相手によって揺さぶられたことになります。

 この場合、あなたは感情高ぶる相手に引きずりこまれたことになります。
たいがいの場合、人は相手の感情に同期します。
これが喜びの感情なら良いのですが、怒りなど心を害するものならたいへんです。
しかも、相手の感情を受けたあなたの状況は不利です。
何の前触れもなく、いきなり相手が感情をぶつけてきたのですから。

 これが、うまくいかない原因の一つです。
いきなり怒られるというのは極端な例ですが、一般に出来事というものは前触れなしに起こります。
そして、その対応に右往左往するのです。

 このような環境を阻止するのは不可能かもしれませんが、対処の仕方はあります。

 それは、意識することです。
対人関係の場合は特に顕著に現れるので、わかりやすいと思います。
相手の感情を受けてこちらが揺さぶられた時、「自分は感情を揺さぶられている」と意識するのです。
そして、相手の感情を意識します。
ああ、相手は怒っているんだな、という感じで。
そう意識すると、こちらは揺さぶられることもなく冷静に対処法を考えることができるのです。

 対人関係以外にも、たとえば車が急に飛び出してきた場合など、
反射的に逃げますが、その後の感情が問題です。
怒りが噴出すると、相手をつかまえ文句を言いたくなりますね。
そんなことをしても問題が解決しないことも経験上わかっているのですが、人はそうしたがります。
これが感情のなせる業です。
 その時、自分は起こっている、と意識に上げるだけで対処法が異なってくるでしょう。
感情に任せて文句を言うよりは、ましな対処ができるはずです。

 最初の時点で感情を意識するほど効果があります。
感情が感情を大きくするので、大きくなってから気づいても対処しきれない場合も多いです。

 ですので、自分、相手、環境に対し、常に感情を意識していると良いでしょう。
そうすれば、無用のトラブルが減少していることに、あなたは気づくはずです。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。




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