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【神に助けを求める】

 困ったことが起こると人は神に助けを求めます。
そこまでは良いのですが、どのような助けを期待しているのでしょうか。
ほとんどの場合、状況の変化、ですね。
でも、神は状況を変化させることはできません。
そのように神自身がこの世をプログラムしています。
でないと、神が好きなようにこの世をコントロールできてしまう。
それでは神自身がおもしろくない。

 では、状況を変化させるのは何か?
それこそが成功哲学の探求するところです。

 状況をつくりあげているのは、この世のものすべてです。
そこには、あなた、も含まれます。
ということで、行動が必要、ということになります。
そして人は、環境を制圧しようと試みます。
しかし、これはうまくいきませんね。

 ではどうすれば良いのか?

 ここで神の登場です。

 神は情報を与えてくれる。
神は人に情報を与え、助けようとするのです。
簡単に言うと、アドバイスですね。
 人に相談されたときもアドバイスをしますね。
それと同じです。

 このアドバイスが感じ取れるかどうか。
神は常にアドバイスを発信し続けています。
にもかかわらず、人はこれを受信できないことが多いのです。
かりに受信できたとしても、自分の考えに則していなければ行動に移そうとはしません。
人対人でもそうですね。

 つまり、こういうことです。
神は救助隊のように助けてくれるのではない。
神は名アドバイザーなのだ。
ということです。

 この名アドバイザーの助言を吟味し、実行することで
人は幸せな環境に恵まれるようになるのです。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。



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