「振り子」と縁を切るためには、受け入れなければならない。
「受け入れる」とは、自分の中に取り入れるということではなく、生存する権利を認めた上で無関心な態度でそばを通り過ぎるということ。
あなたが「振り子」の生存権を認めたならば、あなたには「振り子」から立ち去ってその影響を受けないでいる権利が生じる。
穏やかな気持ちで、「振り子」を仕方のないもの、避けることのできない悪として認めた後で、そっと立ち去る。「振り子」に対して、空っぽになること。
人生から放り出すということは、敬遠する(猛然と逃れようとする)ことではなく、無視することである。
もしあなたが「振り子」を無視したら、「振り子」はあなたをそっとしておき、ほかの者に標的を切り替える。
無視しようとしてもうまくいかないときは、「振り子」とのゲームに参加するふりをしてある程度の時間一緒に進み、そうした後で解き放す。
「振り子」からの第一撃に対しては逆らわずに受けて、如才なく退くか、またはその動きをあなたにとって必要な方向へと気負わずに送り出してやること。