脳に悪い7つの習慣 林 成之著が最近話題になっています。
成功法則を逆の目線で捉えた良書ですので、皆さんもぜひ一読をお勧めします。
 この本でおもしろいところは第三章「言われたことをコツコツやる」と第五章「やりたくないのに、我慢して勉強する」にあります。
私たちは学生の頃、勉強を強制された感があります。
やりたくなくても勉強するのが良いと教えられてきたのです。
勉強じたいはけして悪いことではないのですが、いやいややらされるところに問題がある訳ですね。
いやいややっても身に付かないということなのです。
このことに気づけば、いかに興味を持つかというところに力点が置かれ、教える側もいかに興味を持たせるかに力点を置くことでしょう。
 裏を返せば、やりたいと思う勉強は効果が上がる、ということでしょう。

 言われたことをコツコツやるのも、そう教えられてきたように思います。
これも良くないと述べられています。なぜでしょう。
この行為の中には受動的な動作しか見受けられませんね。
コツコツやるのは良いことなのだけれど、自発的な能動的要素が必要なのです。
義務的にやる行為より自発的にやるほうが同じコツコツでも効果あり、ということですね。

 この本に書いてあることは、取り違えると危険な要素を含んでいます。
著者の言わんとすることを読み解くつもりで読んで頂きたいと思います。
特に第三章と第五章は、そのつもりで読んで下さいね。
じゃないと、コツコツ勉強しない人が増えちゃいますので(^^;)

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。


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