言われたことをコツコツやるのは脳に悪い。
前回の記事で、ある意味ショックを食らった感がある人も多いと思います。
しかし著書を読み込みますと、なるほどそうなのかと思ってしまうのも事実です。

 さて、これを受けて、じゃっくが目標について考察したいと思います。
私たちは意識するしないにかかわらず、目標を立てています。
そして、その目標に向かって進もうとします。
その目標を正しく持つことにより成功に至るというのが多くの成功法則の理論です。
 そこで、借金を全額返済するぞ、とか、子供を大学へ行かせるために稼ぎを増やすぞ、とか目標をたてるのです。
でも、その目標って義務のような気がしませんか?
義務とは言えないまでも、他人の求めていることに答える行為であるのではないでしょうか。
 このように、私たちは知らず知らずのうちに他人が求めていることを実現する目標を立てがちです。
しかし、このような目標が達成しても、意外にも安堵感しか得られません。
それを無意識が知っているので、なかなか現実化しようとはぜず、本人にとっても苦しい道になります。
つまり、言われたことをコツコツやって目標を達成しても、正直あまり嬉しいとは言えないのです。
 仮に大きな喜びがあったとしても、それは達成までに多くの苦労がありその苦労が報われた喜びなのです。
苦労が多いほど喜びが大きいので、このあたりを混同してしまうことがよくあります。
 喜びの中に、ほっとする安堵感があったとすれば、それは義務が含まれていると自覚する必要があります。

 では、どうすれば良いのでしょうか?
まずは今持っている目標がどのようなものであるかを検証する必要があります。
目標を洗い出したら、それは自分にとっての義務ではないか、他人に求められているものではないか、を考えてみましょう。
結果的にほとんどの目標が自発的なものではなく、他人に求められたものや義務であることがわかると思います。
 このような目標ばかりだと、活気が無くなってきます。
脳に悪いというのも当然と言えば当然ですね(^^;)

 しかし、これを捨ててしまっては社会生活が成り立たないのも事実です。
このジレンマを解決すべく、次回、じゃっくが提案してみたいと思います。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。


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