私たちは常に自分を守ろうとしています。
自分の持ち物が誰かに取られるのではないか、と部屋に鍵を掛けます。
心にも、そのような行為をしています。
自分を守るために、言い訳をします。
失敗を状況のせいや他人のせいにしたりします。

 たしかに、それは自己防衛として正しい事なのですが、これが前進の障害になっていることに気づく人は少ないでしょう。

 たとえば、お城を思い浮かべて下さい。
お城の周りは堀に囲まれ、守られています。
進入は極めて難しく、鉄壁の守備と言えます。
 しかし、このお城に立てこもった場合、はたして安全でしょうか?
当面は安全に見えます。
しかし、進入路が限られているということは、逃げ道も少ないということです。
堀があるために、こちらからの先制攻撃も難しいでしょう。

 このような状況を、私たちは心の中に築いていることが多々あります。
心にバリケードを築くと、能動的行為をしようとした場合、これが心のハードルになってしまいます。
 自ら築いた防護壁が、逆に障害になってしまうのです。

 つまり、成功しようと目論む私たちの障害は、意外にも自分で築いた防護壁なのかもしれない、ということです。

 これは、実験を兼ねて検証してみるとわかります。
心の自己防衛を少しだけ外してみるのです。
成功に近づくと体感できますので、この時、何か体感できるはずです。
もし、それが快いものであれば、成功に近づいています。
それがわかれば、どんどん心の防護壁を外していけば良いのです。

 力みを取る、というのは、そういうことだと思います。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。




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