あの人は、なぜこんな事がわからないのだろう?
周りの人は、全然自分の事をわかってくれない。

 なんて思ったことはありませんか?

 それは、自分と同じように他人も考えている、という思いから発生しています。
しかし、冷静に考えてみましょう。
他人と自分の思考の同一化なんて無理な話ですよね。
もし、他人が自分と全く同じように考えたとすれば、異常です。
共通点はあるかもしれません。
ですが、それはあくまで共通点なのです。

 まったくの他人ですと、通常、同じような考え方を持っているとは思いません。
ですが、身内や友達関係ですと、共通点という概念を通り越し、まったく同じように考えていると信じている場合があります。

 そのような概念で接した場合、反対されたり疑問を持たれたりしますと、「なぜ?」となるのです。
これが高じてきますと、「あの人は自分をわかってくれない」と、あの人を悪者にしてしまいます。

 しかし、元来、人というものはオリジナルの考えを持つものです。

 人はそれぞれオリジナルである、という考えを持っていますと、反対されたり疑問を持たれたりしても、「あの人はそういう考えなのか」と理解するだけで、こちらの感情を高ぶらせる要素はなくなります。

 私たちは、つい、自分を標準化して物事を見てしまいがちですが、人はそれぞれオリジナルであると考えれば、お互いを尊重することができるのではないでしょうか。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。




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