東心斎橋の通り魔殺人がニュースを賑わしています。
こういう時人は、甘えるな、とか、死ぬんだったら一人で死ね、とか、とにかく批判の応酬です。

 でも、私は複雑な心境なのです。

 私は彼を攻められない。そう感じるのです。

 彼は死にたかった。
でも自分で死ねなかった。
だから、人を殺して死刑になろうとした。

 なぜ、彼は死にたかったのでしょう?
なすすべがなかったのでしょう。
どうしたら生きられるのか、選択肢が見つからなかったのでしょう。
生きるすべが見つかり、生きることに意義が見つかったなら、死のうとしなかったはずです。

 つまり、彼は生きたかったのです。
でも、生きる方法も見つからず、生きる意義も見つからなかった。
だから死のうと思ってしまった。
そして、取った手段が通り魔殺人になってしまった。

 もし、彼の心を救うことができていたなら、このような悲劇は起こらなかったのではないでしょうか。

 このように、人は八方塞りになると自暴自棄になり、思わぬ悲劇が起こります。
このような事件を批判するならば、自暴自棄にならなくて済むような心を救う手立てが必要なのではないでしょうか。

 あらためて考えさせられた事件でした。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。





ノウハウを学んでもなぜ成功しない?
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