今回は「呼吸」という行為を参考にしながら、私たちはなぜ苦しむのか考えてみたいと思います。

 呼吸は身体の機能の中では、意思が介入できる数少ない機能です。
息を止めようとすれば、止めることができます。
速めようとすれば速められます。
しかも、オート機能もそなえています。

 一般に、吐く息と吸う息のバランスで他の機能が成り立っています。
吸いすぎても吐きすぎても、結果は苦しいのです。
吐くだけでも吸うだけでも、苦しみます。
止める時間が長ければ、苦しいだけではすみませんね。

 吸うことがすべてでもなく、吐くことがすべてでもありません。
にもかかわらず、私たちの人生ではとかくこれが偏りかちです。
吸うことを入力、吐くことを出力、と考えればよくわかるでしょう。

 たとえば、お金。
これは喜びの源泉になったり、苦しみの源泉になったりします。
お金は多いほうが良いと思った人は、稼ぐことに躍起になります。
ところが、いつまでたっても苦しい。
なぜか?
吸ってばかりで、吐いていないからですね。
 少ないほうが気苦労しなくてすむと思った人は、入ってきたお金をどんどん使います。
ところが、いつまでたっても苦しみがなくならない。
吐くほうに力点を置きすぎた結果ですね。
 貯めるのが好き、使うのが好き。どちらもバランスを欠くと苦しみが発生します。

 呼吸から学ぶものが、もうひとつ。
「肺活量」です。
これは、「容量」に置き換えられます。
適正量、と言い換えてもよいでしょう。

 肺活量の多い人は、呼吸の量も多くなります。
金銭的肺活量が多い人は、多く稼ぎ多く使うことでしょう。
金銭的肺活量が少ない人がこの稼ぎの多さを見て、多く稼ぎたいと思ったとしましょう。
この人はテクニックを学び、稼ごうとします。
しかし、うまくいきません。なぜでしょう?
まずは、肺活量を上げるトレーニングをしなければならないことに気づいていないからです。
 大金持ちがつつましい人を見て、気楽でいいなと思ったとします。
するとお金を減らすために、どんどん使います。
「吐く」ことに重視しすぎたため、呼吸困難になります。
苦しみの発生です。

 この概念は、あらゆる事柄に適用できます。
みなさんもいろいろ考えてみると面白いでしょう。

 結論的に申し上げれば、循環のバランスと容量の適正化、です。
このバランスがうまくとれていなかったり容量を無視したりすると、人は苦しむようです。


 本日もお読み頂き、ありがとうございます。


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