エイブラハムは「あなたの本当の望みは下流にある」と言います。
にわかには信じがたいですね。
では、この辺りを考えてみたいと思います。

 この「川」というのは、精神的な流れを指すと考えられます。
ですので、物理的に誰かに誘導されるとか世間に流されていればよい、というものではありません。
仮に物理的行動が同じでも、その裏に託された精神によって結果の解釈には差がでてきます。
ですので、ここでは物理的行動はさて置き、精神的な感覚についてお話します。

 エイブラハムによると、いやなことを見ると自動的にその逆になりたいと願望を持ちます。
この、「自動的」というところがミソです。
つまり、こうなりたいという願望は強いて持つ必要はないことになります。
意識するなりたい自分とは、あくまで顕在意識的なものと解釈してよいでしょう。
ここにはエゴの存在が見え隠れします。
ですので、それについて努力して勝ち取ったとしても、幸福感は一瞬です。
エゴの要求を満たしただけのことになります。

 しかし、自動的に得た願望は潜在意識的なものです。
それが、下流にある、というわけです。
こう考えれば、下流に向かうのも悪くないと思われることでしょう。

 それでは次回、下流に向かう方法を探ってみたいご思います。


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