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 あなたのせいか、環境のせいか、とかきましたが、この『環境』は『対あなた』と考えてください。
あなたに対する人だったり、あなたに対する社会だったり。

 たとえば、あなたが何かに悩んでいるとします。
それが何のせいなのか追及したいのが人間の性(さが)というものですね。
それを追求し、それがわかると改善できると思っているからです。
ただ、環境は直接に変化を起こさせることは難しいですね。
自分自身は、比較的改善しやすいと思っている。
(実は、そうでもないんですけど・・・。)
 そこで、今の悩みは自分のせいです、と考えると改善しやすいように思える。
なので、『責任は自分にある』という成功哲学があるのです。

 これでうまくいく人はそれでいいのですが、責任を自分のせいにしてさらに悩みを深める場合があるのです。
もしあなたがそうならば、以下を読めば気が楽になります。

 責任は半々である

 説明しますと、
私たちは環境に影響されますので、それに対する悩みは環境のせいです。
しかし、環境をつくったのは私たちです。
そこで、責任の半分は私たちにある、と考えるのです。
実のところ、環境は私たちに反応しています。
私たちに影響されているのです。
それもまた、半分ですけど。
環境というのが広すぎてイメージできにくいのならば、人間関係を思い浮かべてください。
相手は必ずこちらに反応しています。
ですので、こちらが変われば相手が変わる、という理論が成り立つのです。

 では、責任が半々であれば、相手のせいにしてほっといて良いのか?
まあそれでもいいのですが、これでは変化が相手に依存することになります。
変化が相手しだいなので、自分が気分の良い状態になれるかどうかは相手しだいとなります。

 そこで、自分でなんとかしたい、と思い考えるのです。
その結果あみだされたのが、成功哲学であり成功法則です。

 そういう意味で、責任の半分が自分にあることは、ありがたいことでなのです。
半分は自分でなんとか変えられるのですから。
ただし、それもまた半分です。
自分が変わった分が相手の半分に影響し、あとの半分は相手がどの程度同意するかにかかっています。

 願いが叶うか叶わないかの瀬戸際はここにあります。
最終的には、相手依存は否めません。
ただし、こちら側の成長を最大限に伸ばしませんと、半分が半分以下になってしまいます。
ここのところをよく理解してください。

 これが理解できると、相手のせいにも自分のせいにもしなくなります。

ただ、精一杯自分のできることをするのみ。
結果は神の域。
それを受け取るのが私。

 こう考えられるようになると、不思議とうまくいくものです。
というか、そう感じられるのでしょう。
だから、成功哲学はおもしろい。


 本日もお読み頂き、ありがとうございます。

*** 参考文献 ***
私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

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