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彼がミスったためにイベントが失敗した。
この時、失敗した原因とされる人をプロジェクトから排除する、ということをよくやりますね。 退職させるとか、辞職させるとか。
この後、事態は好展開しているでしょうか?
していないですね。多くの場合。
これは法則です。
失敗の要因を排除しても、新たに失敗の要因は現れます。
2・6・2の法則というのをご存じの方も多いと思います。
初めて聞いたという方はググってみてください。
つまり、有能な上位2割を抜粋して一つの集団にしても、その集団内にまた2・6・2が形成されてしまう、ということです。
ならば、どうすれば良いのか。
注目すべきは、下位2割の構成員です。
彼らは何の役にも立っていないように見えます。
そして卑下され罵倒されます。
これこそが彼らの役割なのです。
彼らは上位2割のストレスを受け持っているのです。
そして、集団のバランスが保たれてます。
そのおかげで、上位2割は活躍できるのです。
つまり、何の役にも立っていない人も実は役に立っている、ということです。
このことを踏まえ、次回は対策を考えてみたいと思います。
本日もお読み頂き、ありがとうございます。