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思考の間引き基準は、それに近いです。
ただ、自分にとって都合がよい、とはちょっと違います。
最終的には同じになるのですが。
では、その基準とは何か。
キーワードは「穏やか」です。
その思考をすることにより、穏やかになれるか。
私たちの思考は暴走ぎみです。
つまり、穏やかさから遠ざかっています。
鬱に陥っている人は物理的行動こそ沈静化していますが、
思考に注目してみるとフリーズ寸前の暴走状態なのです。
眠りたいのに眠られないのも当然でしょう。
私たちは今に至るまで興奮を求めてきました。
興奮させてくれる刺激はすぐに慣れてしまい、新たな強い刺激を求めます。
そして、どんどん強い刺激を求めてしまうのです。
「自分に都合がよい」のほとんどはこれです。
本来、刺激はストレスなのですが、これに気づきません。
そこで、足し算思考から引き算思考への転換が必要になるのです。
ある程度こころが穏やかになれば、少しぐらい足し算の快もよいでしょう。
ただ、あまりにも長期に足してきたので、当面は引き算に徹っするくらいでちょうどよいのです。
思考を観察し、浮かび上がったものが興奮を誘発するかどうか。
もしそうならば、一旦ストップさせる。
次に浮き上がった思考も興奮を誘発させるものであれば、一旦ストップ。
これを繰り返すうちに、興奮しない思考に出会うことになります。
それが、穏やかになれる思考です。
フランク・キンズローさんが提唱するQEはこの状態に至ろうとしています。
至った結果感じられるのがユーフィーリングです。
「何もしない」といわれるのは、何も思考しないという意味ではなく、余分な思考ノイズを限りなく取り去るということです。
ユーフィーリングに関してはcategory QEを参照していただければと思います。
本日もお読み頂き、ありがとうございます。