相手を認める。
それだけで、うまくいく。
本当だろうか?

 量子論的に言って、正論である。

 相手を認めると「認める」という波を発することになる。
すると、それに当たった相手は同じような波を返す。
いわゆる鏡の法則である。

 ただし、これにはちょっとしたワナがある。
それは「遅れて返ってくる」ということだ。
 つまり、今の相手の反応は過去にこちらが仕掛けた波による反応なのだ。
だから、認めたからといってすぐに認められるわけではない。
今返ってくる反応は敵対的かもしれない。
それは今まであなたが敵対的に反応していたからだ。

 ひとまずこれはあきらめよう。
そして、待つ。
待っているあいだは、常に「認める」波を発し続けよう。

 では、どれぐらい待つのか?

 どれぐらい待てば良い反応が返ってくるかは、波の濃さによる。
過去に仕掛けた敵対的思考の濃さと今仕掛けている「認める」濃さによる。
このバランスで「認める」濃さが上回ったとき、あなたを認める波が返ってくる。

 おわかり頂けただろうか。

 それまでは、地道に認めよう。
いずれはきっと、あなたは認められることだろう。



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