前回、わたしたちはいかに多くの情報にさらされているかお話しました。
今回は、それをどう処理していくか考察してみましょう。

 人はなぜ眠るのだろうか。
これは、情報処理につきます。
パソコンで言えば、デフラグです。
これを怠ると、パソコンは処理能力が落ちます。
人も似たような状況に陥ります。

 これを人は眠ることにより防いでいるのです。

 睡眠は体力を回復させるだけでなく、脳力を復帰させます。
眠っている間に疲れた筋肉を癒すように、
眠っている間に情報の振るいが掛かります。

 通常、人は8時間睡眠と言われています。
ただ、これは平均値というほかありません。
処理する情報が少ない場合や処理能力が高い場合はこれより少なくても問題ありません。

 しかし、処理する情報があまりにも多い場合。
たとえば、問題が山積みで心配事が絶えない場合など。
本人の処理能力の限界値に至ります。
このような場合、いくら眠っても頭がすっきりしません。
そのような経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

 こんな時、無理に起きて活動するとさらに情報過多になってしまいます。
悪循環ですね。

 それをなんとかするには、やはり睡眠しかありません。
わたしは一度実行したことがあります。
すっきり目覚めるまで眠ってみよう、と。
20時間ほど眠ったこともあります。
起きては眠り、また起きては眠り。
これを繰り返しました。
いったいどれほど眠れば気がすむのだろう、
というほど眠ったのです。
それで、ようやく快く目覚めることができるようになったのです。

 この経験から、あなたに一言。
「鬱」が発症するまでに睡眠をとってください。


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