なにか良いことが起こった時、あなたは喜びますよね。
なにかいやなことがあった時、あなたはどうしますか?
表現方法は別にして、おおむねネガティブな感情が沸き起こってくることでしょう。
このネガティブな感情に世が反応して、それに合致したネガティブな状況が未来からやって来るとしたら。。。

 私たちは状況や出来事に対して感情という反応を起こしますが、
実はこの感情をそのまま返してくるのが世の反応なのです。

 つまり、未来から良い出来事を運んできてもらうためには、今、良い感情に満たされている必要があるのです。

 私たちは、状況や出来事の反応として感情が現れますが、
世は、その反応に即した状況や出来事を返してくる、ということです。

 今、状況が良くないのは、過去の自分のネガティブな感情が反映されているのだ、と理解してください。

 これが宇宙の摂理です。
コピー機のように単純に、感情を返しているだけです。
きわめてシンプルに、です。

 私は今まで、間違った感情の使い方をしていました。
いやなことがあると「いやだ!」と思ったのです。
いやなことをいやだと思わないと、またいやなことが起こると思っていたのです。
つまり、自分として何が良くて何が悪いかを神様に説明しているつもりになっていたのです。
いやな事を喜んでしまうと、神様が「そんなに喜ぶなら、そうしてやろう」と同じようにいやなことを返してくると思っていたのです。

 しかし、システムはどうも違うようです。
好循環、悪循環が起こることから考えると、
感情そのものに対しその感情が起こる出来事を返してくる、
というシステムに軍配があがりそうです。

 『神との対話』でニール・ドナルド・ウォルシュは、宇宙はコピー機のようなものだ、と説いています。

 このことから、いやなことが起こって喜んでも良いのではないか、と思うのです。
むしろ、喜んだほうが良いのではなかろうか、という気になってきます。

 あらゆる宗教で、喜びなさいとか感謝しなさいとか唱えているのもそういうことなのかもしれません。

 まずは実験としてでも、やってみる価値はあると思います。

 本日もお読み頂き、ありがとうございます。

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