「耳を傾ける」とは、ある意味「受け取る」ということです。
つまり、聞くということは受け取る練習になるのです。
しかし私たちは、ただ耳を傾けるという行為はたいへん不得意と言わざるを得ません。
人の話を聞いていても、それに対する自分の意見が発生し、声に出さないまでも無音の発声をします。
これは、賛成反対にかかわらず、受け取りきれていないのではないでしょうか。

 ただ受け取るのがどれほど難しいことか。

 そこで、ひとつの練習をおすすめします。
相手の話を聞くとき、ただ耳を傾けるということを意識するのです。
無音の発声を黙らす必要はありません。
ただ無音の発声を認識するのです。
そして、無音の発声は心に留めることなく流すようにします。
すると、だんだん無音の発声が少なくなることがあります。
この時の気分を観察してみましょう。
たいがいの場合、気分が比較的良くなっているはずです。
最終目標は無音の発声ゼロですが、それは禅の域ですのであまり気にしないでいいと思います。

 こんなことをして何の効果があるのか、とお思いですか?

 実は、これが受け取り上手になる練習なのです。
無音の発声は賛否を問わず入力に対抗しています。
つまり、受け取れる部分が少ないのです。
相手が「これあげる」と物をくれた時、これには裏があると思うと受け取れませんよね。
それと同じです。
これは極端な場合ですが、ほとんどの場合、
完全に拒否しているわけでもないが、すべてを受け取っているわけでもない。
そういう状態が多いのです。
お金に対しても、環境に対しても、人間関係でも。
これらを改善する方法論は数々ありますが、根本的には受け取り上手になれば改善されます。

 その方法として、「ただ耳を傾ける」練習をするのです。
これが習慣になってきますと、受け取り上手に一歩近づけます。


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