影響力というものが、だいたいわかって頂けましたでしょうか。
自己イメージを向上させ、相手より自分の方が大きくなってしまえば、自分の方が影響力が大きくなり、相手はそれに影響されるわけです。
 これは、あくまで心理的なことなのですが、ばかにしないで下さい。
表面的な行動の裏にこのような強い心理があると、その行動は自分の意図したように展開する、ということなのです。
つまりは、周りがその心理に影響される、ということです。

 たとえば、あなたがお酒を飲みに行きたいとします。
これは表面上の行動としての望みです。
しかし、これには心理的な望みがあるはずです。
なぜ、お酒を飲みに行きたいのでしょうか?
これを明確にしてから行動に移すことが重要なのです。
 何も考えずに飲みに行ったとすると、その後の展開は周りに任せることになります。
つまり、飲みに行ったところの状況によって、あなたは楽しめたり気分を害したりするのです。
周りの状況に影響され、右往左往している状態です。
ある意味、受動的と言えます。
 これに対し、なぜ飲みに行くのかという目的を明確にしてから行動するとどうでしょう?
 たとえば、私は楽しみたいから飲みに行くのだ、と心に決めて行動に掛かるのです。
すると、不思議なことに楽しいことばかり起こります。

 実は、これにはカラクリがあります。
人は、自分が見ようとしたことがらを優先的にみてしまう、というところにあります。
周りの起こっている状況が同じにもかかわらず、自分の意図したことがらを優先的に受け取っているのです。
自分が能動的な状態です。
 このような心理的状況になりますと、自分を害する事柄は気にならなくなり、自分に有益な状況のみ受け取れるようになるのです。
 世間では良い事も悪いことも同時に起こっている、と言われています。
そこで、できるだけ良い事のみを受け取れるようにするのが、この能動的心理状況なのです。

 まずは、自分がなぜそうしたいのか、を明確にしたうえで行動を開始しましょう。
そうすれば、周りはそれに答えてくれるようになります。

 本日も、お読み頂き、ありがとうございます。


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