え？悪いイメージをしてもいいんですか？

　え？悪いイメージをしてもいいんですか？
そうです。いいんです。
そのイメージを選択しなければいいんですよ。

　この意味を解説していきましょう。
苫米地英人さんによると、悪いイメージもしてみましょう、と言っています。
悪いイメージとは、自分がそうなってほしくないイメージのことです。
通常、悪いイメージをするとそのようになってしまうので良いイメージをしなければいけないと成功法則は説きます。
　そこで問題になるのが、悪いイメージばかり浮かんできて困ってしまう。
悪いイメージをすると良くないことが起きるので恐怖を感じる、という場合です。
そこまでいくと本当に悪いことが起こってしまうので、負のスパイラルが出現し、このジレンマに押しつぶされてしまうことがあります。

　それを防ぐために、両方イメージしてみよう、という訳です。
頭から悪いイメージをしてはいけないと思うとどうしても悪いイメージが先立ってしまいます。
　そこで、結果がどうなるかはわからないので、良い方悪い方の両方をイメージしてみようと思うことです。
　それに従ってイメージすると、まずは悪いイメージが簡単に浮かんでくることでしょう。
しかし、両方イメージしようと思っているので気が楽になり良いイメージもしやすくなります。
　もっと簡単な方法は、結果が上手くいった時の気分と失敗した時の気分の両方を推測して感じるのです。
上手くいった時はこんな気分だろう、失敗した時はこんな気分だろう、この程度なら簡単にできます。

　さて、ここからが重要です。
苫米地さん曰く、この両方を同時に感じてください、と言うのです。
できるかどうかは別として、同時に感じていると仮定して次の行動をして下さい。

次の行動とは。。。

　成功している方を選択する

これです。これが重要なのです。

成功と失敗を同時に感じ、自分の意思で成功を選択する。

　これをすることで、脳は無意識のうちに成功する行為を選択するようになります。
つまり、成功する行為をやりたくなるのです。
もっと言うと、自分がやりたいと思う思いに従うと成功できるようになるのです。
　ここまで到達するには、少し練習と検証が必要と思われますが、不可能ではありません。

　悪いイメージをしても問題は無い、というところだけでも気づいて頂ければかなりの進歩であり、安心感も広がります。
　そのうえで、この選択の技術をマスターして頂けると目の前の世界は変わることでしょう。

　本日も、お読み頂き、ありがとうございます。


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