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心配しないでおこう、と思うと否定形が抜け落ち、「心配」だけを受け取る。
そして、心配事を引き寄せる。
という、あれです。
これがすべてだと思っていたら、もうひとつ見つかってしまいました。
主語を認識しない、だそうです。
『凄いことがアッサリ起きる44のルール』
164ページに書かれてあります。
私たち日本人は謙遜の文化に育ちました。
ですので、あまり自己主張はよしとされません。
これが染み付いているため、ほめられるとうれしいのに「いやいや、それほどでも」となるわけです。
そして、この謙遜が自己イメージを引き下げる要因になります。
そこで、自己イメージの改善に挑むのですが、これがなかなかうまくいきませんね。
ところが、この「脳は主語を認識しない」をうまく活用すると、自分のなりたい自己イメージになれます。
そうです!相手をほめる。これです。
相手に対し「活動的だね。」とか「実行力があるね。」とか言うと・・・
そう。自分に対して言っていることにもなるのです。
これを繰り返していますと、脳はそれを自己イメージとして認識します。
するとどうでしょう。
あなたは活動的になるのです。
「なる」というよりも、「なってしまう」と表現したほうが良いかもしれません。
なろうとしなくても、自然にそうなるのですから。
これは、自己イメージの理論からも証明されています。
『あの人はなぜ、いつも成功するのか』に詳しく書かれていますので、ご一読をおすすめします。
これがわかれば、あなたはなりたい自己イメージを築けます。
そして、その自己イメージがあなたをそうさせます。
それでは次回、「脳は主語を認識しない」理論を使って具体策を試みることにしましょう。
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